スマートリングメーカーのOuraは、株式を「OURA」のティッカーでNasdaq Global Select Marketに上場させるため、米国証券取引委員会(SEC)にS-1フォームを提出した。新規株式公開(IPO)で売り出される株式数、価格帯、日程は明らかにされていない。同社は最大3 billionドルを調達し、評価額16 billionドルを目指しているとされている。
Ouraの6月30日に終了した9カ月間の売上高は74%増の1.21 billionドル、純利益は60.8 millionドルとなった。会員登録収入は121%増の240.5 millionドルに達した。
提出書類では、リングによる睡眠段階の測定精度が誤解を招く形で伝えられたとの主張に基づく集団訴訟の請求もリスクとして示された。IPOの主幹事はGoldman Sachsが務めた。
なぜ重要か
提出後に投資家が評価する枠組みは、Ouraの急速に拡大する売上高と、会員登録から得られる安定収入をどのように同時に維持していくかという問題に基づいている。IPOの条件はまだ明らかにされていないため、同社が目指す調達額と評価額が、どのような株式数、価格帯、日程によって形作られるのかは不透明なままだ。これらの情報は、潜在的な投資家だけでなく、同社の既存株主やIPOの過程を見守る市場関係者にとっても決定的なものとなる。提出書類に記載された集団訴訟の請求は、製品の測定精度をめぐる主張が、財務実績に加えて法的リスクの評価においても考慮されることを示している。Goldman Sachsが主幹事を務めることは、手続きを進める機関投資家の一つを明らかにしている。
用語:新規株式公開
新規株式公開とは、企業の株式が初めて証券取引所で取引されるようになることであり、企業は資金を調達する一方、一般に向けて定期的に財務報告を行う義務も負う。