Kiaは、乗用版と貨物版を用意した電動商用車PV7を発表した。800ボルトアーキテクチャを採用する同モデルは、460キロメートル超の航続距離を目標とし、対応する充電器を使用した場合、10%から80%までの充電時間を20分台半ばとすることを目指している。
モジュラープラットフォームを基に開発されたPV7は、さまざまなシート、車体、ソフトウェアの選択肢により、多様な輸送ニーズに対応できる。貨物版には270度まで開くリアドアが備わる一方、乗用版では送迎、乗り継ぎ輸送、公共交通での利用に向けた仕様が用意される。
なぜ重要なのか
PV7が同一プラットフォームで乗用と貨物のニーズに対応できることにより、用途を1つの分野に限定せず、送迎、乗り継ぎ輸送、公共交通、貨物輸送を併せて対象とするソリューションとなっている。このアプローチは、さまざまなシート、車体、ソフトウェア構成を必要とする輸送事業者に直接関係する。800ボルトアーキテクチャと公表された急速充電時間は、車両が日中に再び稼働できるようになるまでの時間を測る基本的な指標となるが、この時間は対応する充電器を利用できることが前提となる。また、460キロメートル超の航続距離と充電に関する数値は現時点では目標であるため、実際の使用条件でどの程度実現するかは明らかになっていない。リアドアが大きく開くことも、貨物版の積み降ろし作業において実用上の際立った特徴となる。