1981年に登場したSinclair ZX81は、最小限のハードウェアで最大限のことを実現するというSir Cliveのアプローチを反映していた。キーボード、Z80、TC、カセットインターフェースを備え、メモリ容量は1Kだった。[adam.klotblixt]は45年後、自身が開発したOpenSpandにZX81用の拡張機能を集約した。ユーザーが構成可能なRAMは、ROMを除く64Kのアドレス空間を使用する。SDカードはSinclair BASICのLOADコマンドとSAVEコマンドで動作する。さらに、高解像度グラフィックス、エミュレートされたサウンドチップ、ジョイスティックポートとシリアルポート、ROMオプション、コンポジット映像出力も提供する。プリンターインターフェースは搭載されていない。RP2350は実際の部品に加え、無効化した内蔵RAMとROMもエミュレートする。
なぜ重要なのか
OpenSpandは、機能ごとに個別の拡張機器に依存していたZX81の制約の多い構成を1枚のカードに集約し、オリジナルのシステムをより使いやすくしている。SDカードがSinclair BASICの既存コマンドで動作するため、当時のソフトウェアの利用方法を変えることなく、新たなストレージ機能をシステムに組み込める。構成可能なメモリ、グラフィックス、サウンド、接続、映像の各オプションは、特にZX81用ソフトウェアを実機上で動かしたり開発したりするユーザーに関係する。RP2350が一部の機能を物理部品で、一部をエミュレーションで実現していることは、このプロジェクトがオリジナルのアーキテクチャを完全に再現するのではなく、その不足を現代のハードウェアで補っていることを示している。一方、プリンターインターフェースがないことから、すべてのZX81周辺機器に対応する完全なソリューションではないことも明らかだ。