Anthropicは、Claudeが社内のAI研究開発で利用された状況に関するデータを公表した。それによると、Claudeは研究の26%で、高レベルの指示から開始してプロセスを大部分、エンドツーエンドで遂行できるが、監督は人間の従業員が担っている。AIシステムは、研究の90%以上で、綿密な人間の誘導を受けながら作業の大部分を実行している。Anthropicは、測定対象となった研究のいずれにおいても、Claudeが完全に自律していたわけではないとしている。データは「AI-led AI R&D」方式により、同社の利用情報とEpoch AIの自動化スケールを組み合わせて作成された。これは、AI開発の速度を比較することを目的とした3つの手法のうちの1つ目に当たる。この手法は、Claudeの2025年8月以降の自動化レベルを示すもので、同様の測定は独立した第三者によって検証できる。
なぜ重要か
このデータは、AIの研究開発への利用を完全な自律性だけで評価するのではなく、タスクのどの程度が人間の誘導によって委ねられているかを見る必要があることを示している。これにより、社内におけるClaudeの役割は、人間の監督がなくなるモデルというよりも、異なる自動化レベルが併存する働き方として捉えられる。この区別により、AIを活用した研究プロセスを評価する企業や従業員は、速度の測定を監督責任とは切り分けて考えられる。しかし現時点の全体像は、3つの手法のうち1つ目だけで作成されたものにすぎないため、他の測定手法が同じ利用状況をどのように位置づけるのか、また独立した検証が結果をどの程度裏付けるのかという問いは残されている。
背景
Anthropicにとって、FikirPilotのアーカイブでこの名前が登場するのは今回が初めてではない。過去90日間に、この名前が登場する記事を24本公開しており、最も新しいものは2026年9月19日付だ。