米国公益研究グループ(PIRG)Education Fundが2022年から毎年発表している「Failing the Fix」成績表の2026年のデータは、フランスの修理可能性指数法とEUのEPREL規則に基づいている。スマートフォンでは、Samsungが「D」、Appleが「D-」と最も低い評価を受けた。接着剤の多用、Appleの特殊ネジ、部品のペアリングの慣行が批判された。トルコにも復帰したMotorolaはB+、GoogleはC-を獲得した。ノートパソコンでは昨年以降、有意な進展は見られなかった。最高評価はASUSのB+で、AcerはB、HPはB-、DELLはB-、LenovoはC、AppleはC-にとどまった。
なぜ重要か
成績表がフランスの法律とEU規則を共通の基準として用いていることで、ブランド間の比較は技術仕様だけにとどまらず、修理の条件にも及ぶものになっている。接着剤、特殊ネジ、部品のペアリングといった慣行が評価を下げていることは、修理可能性がデバイスの設計とメーカーの部品使用方針の双方に左右されることを示している。スマートフォンで評価が明確に分かれたのに対し、ノートパソコンで昨年以降進展が見られないことは、2つのカテゴリーでメーカーの取り組みが同じ速度で変化していないことを示している。Motorolaがトルコに復帰したことで、同ブランドの比較的高い評価はトルコのユーザーにとっても直接関係するものとなる一方、低評価のメーカーが批判されている慣行を改めるかどうかは不透明なままだ。