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完全に自分だけのマイクロプロセッサーを作れる

更新日: 2026年9月26日 · 2 分で読めます

公開: · 記事の受信: · 処理時間: 9 分

完全に自分だけのマイクロプロセッサーを作れる
電子作業台のシリコンウエハー

[Breaking Taps]は、wafer.spaceを利用して製造したマイクロプロセッサを公開した。Spadeで設計されたこのチップは、2つのデータパスを使用するtransport-triggered architectureを採用しており、メモリと周辺機器を搭載しているため、system-on-chipともみなすことができる。

設計から製造までの工程が動画で詳しく紹介されている一方、古い製造技術のため、チップの物理的なサイズは大きい。Tiny Tapeoutとは異なり、チップ全体が1つの回路として製造され、簡単なプログラムを実行することで動作が示された。wafer.spaceのサービスは、自分で集積回路を製造したい、かつそのために数ドルを用意できるユーザーを対象としている。

なぜ重要なのか

この取り組みは、カスタムマイクロプロセッサの開発を大規模なリソースを持つ組織だけが実施できる活動から転換し、個人設計者や小規模チームにとって利用しやすい実験の場を提供している。メモリや周辺機器を含めて設計を検討している点は、プロセッサコアだけを設計するよりも包括的なシステム開発アプローチを示している。チップを1つの回路として製造することで、設計の異なる構成要素を同じ物理構造内で検証できる一方、古い製造技術によって生じる大きなサイズは、実用面での制約となっている。簡単なプログラムを実行できることは機能的な検証を可能にするが、このアプローチがより複雑なアプリケーションや異なる設計要件にどの程度対応できるかは、依然として明らかになっていない。

出典: Hackaday