JBLはポータブルBluetoothスピーカーやパーティースピーカーで知られているが、Coveシリーズでマルチルーム家庭用オーディオシステム市場に参入する。このシリーズは、SonosやBoseの新しいLifestyle Ultraスピーカーと競合するよう設計されており、単体、ステレオペア、または相互接続して使用できる。3モデルは黒または白のカラーバリエーションで、September 13日から販売開始となる。$229.95のCove M1は、0.75インチのツイーター3基と4インチのウーファー1基を搭載しているが、有線電源が必要となる。$399.95のCove P1はDolby Atmosに対応し、JBLによると、バッテリーで最大14時間再生できる。フラッグシップモデルの$449.95 Cove X1はコンセントに接続して使用し、1.25インチのツイーター4基、4インチのウーファー2基、Dolby Atmosを搭載している。スピーカーはWi-Fi経由で接続し、JBL Oneアプリで操作する。シリーズには、自動調整、「AI Sound Boost」、音声を現在いる部屋へ移動させる「Music Follows Me」機能も搭載されている。
なぜ重要か
JBLのCoveシリーズは、同ブランドがポータブル製品やパーティー向け製品から、家のさまざまな部屋をカバーするオーディオシステムへと展開していることを示している。そのため今回の発表は、単一のスピーカーではなく複数のデバイスを組み合わせて使いたい消費者や、利用する空間に応じてシステムを構築することを計画している消費者にとって重要となる。モデル間のバッテリー、コンセントの必要性、Dolby Atmos対応、音響ハードウェアの違いは、選択において価格だけでなく、部屋の使い方も決め手になることを意味している。Wi-Fi接続とJBL Oneアプリは、デバイスの管理を共通の仕組みにまとめる一方、自動調整と「Music Follows Me」機能はマルチルームでの利用体験を支えている。しかし、このシリーズの実際の競争力は、これらの機能が実際の使用環境でどれだけ問題なく動作するかにかかっている。