Cheap Yellow Display(CYD)が、タッチスクリーンを搭載したESP32ベースの低価格なボードからミニテレビへと変身した。このプロジェクトでは、SDカード内のさまざまなメディアコンテンツを「チャンネル」という仕組みで再生し、CYDのBOOTボタンで操作できる。
システムは、同期された.mjpegファイルと音声ファイルを再生できる。プロジェクトではさらに、レトロな外観の3Dプリント製テレビ筐体も使用されている。
なぜ重要なのか
このプロジェクトは、低コストで入手しやすい開発ボードが、電子工作の実験だけでなく、日常的な機器の基本機能を再現する独立したメディアインターフェースにも利用できることを示している。チャンネル方式によって、コンテンツは個別のファイルではなくなり、ユーザーにテレビのようなナビゲーション方法を提供する一方、1つのボタンだけで操作する設計は、使いやすさと機能の多様性の間に一定の制約を生んでいる。この点で、この取り組みは、同様のボードを使って実験するホビイストや、物理インターフェースを設計する製作者にとって、実用的な事例となっている。ただし、プロジェクトがどの程度の映像・音声品質を提供するのか、いくつのコンテンツを管理できるのか、また、さまざまな利用シナリオにおいて1つのボタンによる操作がどの程度十分なのかについては、本文では説明されていない。